僧が身にまとう衣服。左方から右脇下にかけて衣の上にまとう、長方形の布。大、中、小からなり、三衣 (さんね)ともいいます。古代インドでは在家者は白の衣を身につけ、出家者は必ずこれを壊 (え)色に染めて着用したため、壊色の袈裟が出家者の衣を総称するようになったといわれます。