世俗の迷いを離れ、煩悩を絶って得られた悟りの知恵。悟りを開いて、涅槃に入ること。転じて死後の冥福を言います。「菩提を弔う」とは冥福を祈ることです。日本の寺院ではインド仏教のように、修業者が菩提 (悟り)を勝ち得る修行の場というよりは、死者の菩提を弔う機能を果たしています。